小林一茶も歯が気になった?!

江戸時代後期に活躍した俳人、小林一茶をご存じですか?

『痩蛙(やせがえる)負けるな一茶 ここにあり』

など優しさとユーモアに満ちた俳句を詠んだ有名な俳人です。

生涯で2万句も詠んだそうですよ。そんな小林一茶も、50歳を

前にすべての歯を失ってしまったそうです。

『歯ぎしみの 拍子ともなり ぎりぎりす』

これは、一茶の歯がまだ健在だった頃の句にちがいありません。

そして月日が過ぎ、最後の歯が抜けてしまうと、自らの気持ちを

こんな句に託しています。

『歯が抜けて あなた頼むも あもあみだ』

歯をすべて失ってようやく、噛むことの大切さを悟ったのか、あ

とは阿弥陀仏の慈悲にすがるしかないと、さすがの一茶も心細く

なったのでしょう。

ユーモア溢れる小林一茶でさえも歯が無くなってしまった時には

寂しい句を詠んでいるのです。

現代は歯の喪失を予防する歯科医療も進歩しています。しかし、

歯周病や虫歯を甘くみて放置すると歯を失ってしまうことは今も

昔も変わりません。歯を大切にして自分の歯を守る為にも定期的

に歯科を受診することをお勧めします。

 

 

令和6年6月1日

医療目報取得加算に関する掲示

 当院は、マイナ保険証の利用や問診票等を通じて患者さんの診療清報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めている医療機関(医療情報取得加算の算定医療機関)です。

 国が定めた診療報酬算定要件に従い、下表のとおり診療報酬点数を算定します。

区分 マイナ保険証利用
(情報取得同意)
点数
初診 する 1点
しない 3点
再診 する 1点
しない 2点

※正確な情報を取得・活用する為、マイナ保険証によるオンライン資格確認等の利用にご理解ご協力をお願いします。