こんなとき、どうする?!

今日は、『口臭がするとき』についてのお話です。

口臭

原因は?

『虫歯や歯周病などの病気がある』

口臭の多くの原因がお口の中の病気が原因です。

『舌苔(ぜったい)がある』

舌苔とは、舌の上に細菌などが付着してできた白い苔状のもののこと。

体調が悪いと口の中の自浄作用が低くなることで舌苔がたまり、臭いのもととなります。

『唾液量が少ない』

朝起きた時、空腹時、緊張時、女性の生理時や妊娠時は、

誰もが唾液の分泌が少ないため、口臭ががします。

一時的なもので、すぐになくなります。

『食べ物や飲み物などが原因』

生えてきた親知らずと噛み合う歯がない場合は、

歯が キムチ、ニンニク、ニラ、ねぎ、ラッキョウ、お酒、コーヒー、

タバコなどは口臭の原因となります。

『自己臭症(じこしゅうしょう)』

周りは口臭がするとは感じていないが、本人だけが口が臭いと感じている症状のことです。

 

◎一時的な対処法は?

歯垢や食べカスも口臭の原因になりますし、虫歯や歯周病の進行をとどめるためにも、

まずは食後はきちんと歯磨きをして、お口の中を清潔にしましょう。

原因は患者様自身で特定することは難しいので、

まずは、歯科医院に受診することをおすすめいたします。

 

◎歯科医院での治療法

虫歯が原因の場合は、虫歯治療を行います。

歯周病や舌苔が原因の場合は、専用の機器や器具を使って歯石を丁寧に落とし、

歯茎を健康な状態に戻します。

併せてお口の状態に適したブラッシング法や、

口臭の原因となるお口の中の細菌を少なくする方法について指導を受けます。

歯の治療をした後も口臭があるように感じる場合には、嗜好品によるものや、

胃や鼻など身体の状態が関係している可能性があります。

この場合、測定機器などを用いて治療を行う必要がありますので、

早めに受診を検討しましょう。