知覚過敏のお話

知覚過敏のお話

冷たいものを飲んだり、が当たるとキーンとしみる、

といった経験をされたことがあると思います。

これがちょっとした刺激でも起こるようになるのが知覚過敏です。

知覚過敏は、歯の内部にある神経に刺激

伝わりやすくなって生じる症状です。

歯は表面からエナメル質、象牙質、歯髄とありまが、

象牙質には象牙細管と呼ばれるとても

細い管があります。

エナメル質が欠けて象牙質がむき出しになると、

その管が表面に出ます。

この管はさらに内部の歯髄まで通じているので、

刺激が歯髄まで伝わりやすくなってしまいます。

これによって知覚過敏が生じているのです。

エナメル質はとても硬い部分なのですが、

かみ合わせや強いブラッシングなどで、

欠けてしまうことがあります。

ではこの知覚過敏はどうすればよいのでしょうか?

一般的な方法は、薬を塗ることです。

この薬は象牙質の管の中にカルシウムの結晶を作って、

をふさいでしまおうとするものです。

薬を塗るだけなので痛みがないのが特徴です。

しかし、この薬は効果がすぐに出るものではなく、繰り返し

使うことで徐々に効果が出てきます。

もう一つは詰めてしまうことです。

虫歯を削った後に詰める材料があるので、これを用いて

欠けてしまっている部分を埋めてしまいます。

これによって、表面に出てしまっている象牙質の管をふさいでしまう方法です。

しかし、これは歯茎のタイプによっては使えないこともあります。

ひどいときには歯茎が下がってきてしまいますので、注意が必要です。

 

令和6年6月1日

医療目報取得加算に関する掲示

 当院は、マイナ保険証の利用や問診票等を通じて患者さんの診療清報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めている医療機関(医療情報取得加算の算定医療機関)です。

 国が定めた診療報酬算定要件に従い、下表のとおり診療報酬点数を算定します。

区分 マイナ保険証利用
(情報取得同意)
点数
初診 する 1点
しない 3点
再診 する 1点
しない 2点

※正確な情報を取得・活用する為、マイナ保険証によるオンライン資格確認等の利用にご理解ご協力をお願いします。