唾液がないと味を感じられない?!

食べ物の味は、舌の「味蕾(みらい)」と呼ばれる器官に、

食べ物の味を構成している物質がだ液に溶け込むことで届けられ、

初めて感じることができます。

味蕾(みらい)

だ液が少なくなると、味を構成している物質が

味蕾へ届きにくくなるだけでなく、口の中の潤いが少なくなることで、

舌と物とこすれて炎症が起こってしまい、

味蕾が働かなくなってしまったり、味蕾自体が無くなってしまったりします。

つまり、だ液が少なくなると食べ物の本来の味がわからなくなる

「味覚障害」になってしまう可能性があるのです。

私たちは、主に「甘味」・「酸味」・「塩味」・「苦味」・「うま味」といった

5つの味を複雑に感じながら食事をしています。

特に、舌の炎症により起こりやすい味覚障害は「塩味」で、

「酸味」と混同しやすくなってしまいます。

だ液の量が少なくなる原因は、いろいろなケースが考えられますが、

食事の時によく噛まないことも1つの原因として挙げられます。

よく噛むことにより、食べ物が細かく砕かれるだけでなく、

だ液の分泌が促進され、だ液の中に含まれる消化酵素の

アミラーゼが糖質を分解し、より体内に吸収しやすい状態になります。

しっかりとした歯を保ち続けることは、だ液の分泌を促すことにつながり、

結果、美味しい食事を味わえることになります。

あなたのお口は、だ液が少なくなっていませんか?

ぜひ一度、お口の健康状態をチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

令和6年6月1日

医療目報取得加算に関する掲示

 当院は、マイナ保険証の利用や問診票等を通じて患者さんの診療清報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めている医療機関(医療情報取得加算の算定医療機関)です。

 国が定めた診療報酬算定要件に従い、下表のとおり診療報酬点数を算定します。

区分 マイナ保険証利用
(情報取得同意)
点数
初診 する 1点
しない 3点
再診 する 1点
しない 2点

※正確な情報を取得・活用する為、マイナ保険証によるオンライン資格確認等の利用にご理解ご協力をお願いします。