歯のトリビア♪

口の中の傷は皮膚の傷より数倍治りが早い?!

 

 

ケガをした動物が自分の傷口を舐めている姿を見ることがあります。

口の中の傷が痛む子供

これは本能的な行動といわれていますが、実は、唾液には止血を助けたり、

傷口に侵入するバイ菌を破壊し、炎症を抑える成分が含まれているのです。

人間の唾液にも、抗菌作用があるリゾチームやペルオキシダーゼという酵素や、

母乳や涙、汗にも存在するラクトフェリンという感染防御機能をもった

タンパク質などが含まれています。口の中の傷が体の皮膚に比べて化膿しにくかったり、

治癒が早かったりするのは、これらの作用が働くからです。

唾液をしっかり分泌するには、よく噛むことが有効です。

ですから、よく噛んで食べることは、食べ物の消化を助けて胃腸の負担を軽減するだけでなく、

外から侵入してくる細菌やお口の細菌の繁殖を抑え、

体内への侵入を守ることにもなるのです。

唾液の少ない人は口内炎になりやすい?!

唾液と歯の妖精

口の中が傷ついた時、唾液の量が少ない人は、口の中の自浄作用や殺菌力が低いため、

傷口の細菌により口内炎になりやすいと言われています。

日頃から、唾液の分泌を増やすように、唾液マッサージをおこなったり、

食事の際は、よく噛むことを心掛けて美味しく食事をいただきましょう。

 

令和6年6月1日

医療目報取得加算に関する掲示

 当院は、マイナ保険証の利用や問診票等を通じて患者さんの診療清報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めている医療機関(医療情報取得加算の算定医療機関)です。

 国が定めた診療報酬算定要件に従い、下表のとおり診療報酬点数を算定します。

区分 マイナ保険証利用
(情報取得同意)
点数
初診 する 1点
しない 3点
再診 する 1点
しない 2点

※正確な情報を取得・活用する為、マイナ保険証によるオンライン資格確認等の利用にご理解ご協力をお願いします。