美しい夜景を見たとき、『100万ドルの夜景』って言いますよね。
この言葉ですが、100万ドルっていうくらいだから外国で生まれた
言い回しかと思いますよね。実は日本で生まれた言葉なんですよ。
この言葉が生まれたのは、1953年神戸でのことなんです。当時の
関西電力の幹部が、六甲山から見える夜景を表現するのに使った
そうです。
また、100万ドルの夜景の意味を『100万ドルくらいの価値がある
夜景』と思っている人もいますよね。でも、そうじゃないんです
よ。
正しくは『100万ドルかかっている夜景』なんですよ。六甲山から
見える地域の1ケ月の電気代が当時のドル円レートで約100万ドル
だったということなんだそうですよ。
私は六甲山からの夜景は残念ながら見たことはないのですが、100
万ドルの夜景と言えば香港が一番に思い浮かびますね。
高層ビルにネオン!綺麗で非現実的な夜景ですよね。
しかし100万ドルの夜景が料金からついていたとは・・・・。
ちょっと幻想的な煌びやかなイメージだったのですが、実際は現実的
な由来だったんですね。