虫歯になりやすい時期
生え代わりの時期
乳歯の時期(小学生までの時期)は保護者は子供の歯のケアに注意を払いますが、
成長するにつれだんだん自分だけで歯みがきをしたり、
自由におやつを食べたりすることが多くなっていきます。
また、生え代わりの時期は乳歯が抜けたままになっていたり、
グラグラしている歯があったり、永久歯が生えてきても咬める高さにまでなるには
多少の時間がかかりますので、歯ブラシがうまく当たりません。
歯垢(プラーク)がどんどん蓄積することになります。
奥歯の咬み合わせ・前歯の歯と歯茎の境目・歯と歯の隣り合っている面は
虫歯になりやすいところです。
思春期
思春期にかけてクラブ活動や友人との交際・受験勉強・進学等に伴う生活環境の変化によって、
生活習慣・食習慣が乱れ、今まで以上に虫歯や歯茎の炎症を起こしやすくなります。
中高生になれば、コンビニエンスストアで自由に食べ物を買うことができます。
清涼飲料水には、重量の10~15%の砂糖が含まれています。
特に多量に飲むことは、歯と歯茎の境目の虫歯を増加させます。
菓子パンは、重量の20~30%の砂糖量になります。
砂糖の過剰摂取は歯垢(プラーク)を作りやすくするだけでなく、
体の異常となって現れることもあります。 砂糖や穀類である糖質が体内で利用される時には、
ビタミンB1が大量に使われ、疲労感がしたり、肩が凝ったりします。
小さいころから正しい食習慣・生活習慣を身につけるようにしていくことが大切です。