レーザー治療
レーザーの定義は、エネルギーの活性化放出による光の増幅というものでレーザーは光が広がらずまっすぐ進むため
エネルギーを一転に集中しやすいという特徴があります。
このことを利用して歯科治療においては歯肉の切開から虫歯の治療、歯の漂白(ホワイトニング)、知覚過敏、
歯周病治療など様々な症状に活躍しています。
種類
炭酸ガスレーザー | 波長10.6μmの比較的浸透性の低いレーザーです。レーザーメスとして使用すると、ほとんど出血なく処置を行うことができます。大きく切開することが得意なレーザーなので、歯ぐきが腫れて膿を持っているときなどに使用します。 |
He-Neレーザー | 波長632.8nmの赤色光は、血中のヘモグロビンや体内の水分に優れた浸透性があります。また歯の硬組織に対しても高い浸透性がありますので象牙質知覚過敏症に対しても高い効果があります。 |
半導体レーザー | CD、DVDなどに用いられている半導体レーザーを歯科治療に応用したものです。痛みの少ない治療を可能にします。 |
YAGレーザー | (ヤグ)レーザーと読み、波長が2.94μmで非常に水分に吸収されやすく(つまり生体組織への作用は高い)、かつ深部組織まで作用しない安全な装置でしかも周囲組織への熱ダメージが少なく、軟組織(歯肉)の切開・蒸散、硬組織(歯牙)の切削まで幅広い治療に対応できます。 |
症例