歯の雑学

『憧れの塩歯磨き』

古代ローマ帝国の貴族たちは、つまようじで歯の掃除をして

いたと記録されています。また、バラを粉末にした歯みがき

や、鹿の角、ハツカネズミの頭骨からとれる灰、馬のひづめ

をつかった薬などで歯のケアをしていたようです。

このように、お口の衛生管理に関心が高かったのは、糖尿病

からくる歯周病に苦しんでいた貴族が多かったためです。お

そらく、運動不足のうえに、毎日贅沢な食事をしていたから

でしょう。

同じ貴族でも皇帝や皇后など皇室のトップクラスは塩を歯み

がき剤として使っていました。なにしろ、当時は塩一握り毛

皮一枚といわれたほど高価で貴重な物でした。初代ローマ帝

国皇帝オクタヴィアヌスの姉上が愛用していた塩歯みがき剤

の処方が今も残っているそうです。

古代ローマ人にとって、塩はみがきは憧れのデンタル・ケア

だったのでしょうね。

 

現代人も歯周病に悩まされていますね。歯周病は適切なデン

タル・ケアで改善していきます。また、予防もできます。

歯茎の腫れ、出血などありましたらご相談ください。

歯周病は進行してしまうと抜歯になってしまいます。早めの

受診をお勧め致します。

令和6年6月1日

医療目報取得加算に関する掲示

 当院は、マイナ保険証の利用や問診票等を通じて患者さんの診療清報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めている医療機関(医療情報取得加算の算定医療機関)です。

 国が定めた診療報酬算定要件に従い、下表のとおり診療報酬点数を算定します。

区分 マイナ保険証利用
(情報取得同意)
点数
初診 する 1点
しない 3点
再診 する 1点
しない 2点

※正確な情報を取得・活用する為、マイナ保険証によるオンライン資格確認等の利用にご理解ご協力をお願いします。