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医療DX推進体制整備加算・在宅医療DX情報活用加算に係る掲示
当院は医療DX・在宅医療DX情報活用を通じた質の高い医療を提供できるように体制整備を行っております。
- オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報を活用して診療を実施しています。
- マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
- 電子処方箋の発行及び電子カルテ共有サービスを活用できる体制については、今後導入予定です。
A,基本的には歯は再生しません。歯はほとんど無機質でできています。
これは骨の成分とほぼ同じですが、より硬いものです。
しかし、骨と違って歯は体の表面に出ており、その周囲には唾液があり、
更に多種類大量のバイ菌が存在しています。
このバイ菌たちは同じ仲間ごとに集まり、バイ菌も生きている以上栄養補給をし、
それを代謝する際に様々なものを出しています。
その内の一つが酸です。酸は、硬さのあるもの(無機質)を腐食させます。
歯も同様で酸が出来、停滞しているところからカルシウム、
リンといった成分を溶け出させるのです。それが虫歯です。
しかし、唾液の成分にもカルシウムやリンは含まれており、
バイ菌や酸が歯の表面に長時間停滞せず、
フッ素のような薬が作用すれば再び歯の表面にそれらが付着し、
元の硬さに戻ることはあります。(再生という言葉は使わないのですが。)
虫歯の治療を繰り返していると歯を削っていく量がだんだん大きくなり、
ご心配のような状況になりかねません。
少しでもそれらを食い止めるためには、歯の清掃を欠かすことは出来ません。
歯並びも良くないと言われていますので、あなたに合った歯磨きも含めた管理の方法を
歯科医師、歯科衛生士にお尋ね下さい。
明眸皓歯(めいぼうこうし)
この明眸皓歯とは、『ぱっちりと開いた明るい目と白い歯』
を意味する言葉です。明眸と皓歯によって玄宗皇帝の寵愛を
得て、皇后となった楊貴妃を指していました。転じて美人を
表す言葉として日本にも定着しました。
楊貴妃の美しさに溺れた玄宗は政治を顧みず、ついに民衆に
乱を起こされ、楊貴妃は殺されてしまいます。
楊貴妃の美しさは魏の曹植が『赤い唇は外に輝き、真っ白い
歯は内にあざやかに、澄み切った目はよく動き、えくぼは頬
に愛らしい』と詠っています。
これを『朱唇皓歯』といい明眸皓歯と同意語とされています。
要はこんなに昔から白い歯が美人の条件だった訳です。歯科
は美人作りのお手伝いができそうですね。
日本では昔は結婚をすると、お歯黒をしていましたから日本
では??と考えるかもしれませんが、この『お歯黒』は虫歯
予防の効果があったといわれています。じつは皓歯を保つた
めには適していたのかもしれません。やはり、日本において
も昔から歯の美しさと健康に気を配っていたのですね。
現代人は食生活が豊かになり、虫歯や歯周病のリスクが高く
なっています。適切な治療と、適切な予防で是非『皓歯』を
手に入れてください。
みなさんこんにちは。DAの樋口です。
日中暑くなってきましたね、熱中症には十分気を付けてくださいね。
皆さんはGWどこかいかれましたか?
私は四国へ行ったことがなかったので、
祖谷のかずら橋へ家族で行ってきました。
道中の川がとてもきれいでとても癒されました。
祖谷へ着くとすごい人で、橋を渡るのも1時間待ち・・・
せっかく来たのだからと待って渡ることにしたのですが
思ったより高くて、高いところが少し苦手な私は、下のきれいな川を
見る余裕もなく、ひたすら渡っていました。
近くに滝もあり、祖谷そばもとてもおいしかったです。
皆さんも是非行ってみてください。
毎年、ツバメが巣を作っているのでヒナが生まれる
のですが、今年も第1弾のヒナが誕生しました。
にぎやかな声を出して親からエサをもらっています。
我が家はツバメの巣が何か所かあるので毎年、3~4
回くらいはヒナが生まれます。
しかし、蛇に卵が食べられたり、カラスなどに狙われ
たりすることもあります。
ツバメもアクシデントがあった巣には次の年は戻って
来ないことが多いです。
今年、かえって来た巣は安全なようで毎年、ヒナが巣
立っていきます。
糞は大変ですが、ヒナの成長をみて、無事に巣立って
いくのは楽しみです。
ツバメは空き家ではなく、あえて人の居る所に巣をつ
くるんですって。外敵から狙われにくくする為と言わ
れています。
人間は自分たちに危害を加えないと安心しているんだ
なと思うと温かい気持ちになります。
今年も無事に巣立ちますように!!
動物の歯のお話
今日は馬についてです。
馬の歯は明け6歳になるまでに、すべて乳歯から永久歯に生えかわり、
その後はどんどんすり減っていきます。
カイバを食べる時には、上下の歯をすり合わせてそしゃくするので減り方が激しく、
1年間に平均2ミリずつすり減っていきます。
そのため、馬は歯を見れば馬齢がわかるといわれます。
井原消防署の方により、はしご自動車架梯調査が行われました。
中高層建物の火災時を想定し、実際に建物にはしごを伸ばし、
停車位置及び消火活動に支障がないかを確認調査するものです。
実際にはしごを伸ばした様子を間近で見ると、
地上にいながらも、足のすくむ思いと同時に
日頃から私たちの「安全」のために従事していただいている
消防隊員の方々に改めて感謝の思いが沸き起こりました。
日頃から防災に対する意識を高めなければならないと
考えさせられた1日になりました。
ギリギリ、ガリガリ、カチカチ何の音でしょう?
なんとなく分かりますかね?実は歯ぎしりなんです。
せんべいは10キロ、フランスパンは30キロ、そして歯ぎしり
が60キロ~80キロ。これ、ものを噛むため歯にかかる重力で
す。
歯ぎしりにはこれだけ強い力がかかっているのですから、歯
が欠けたり折れたりしても不思議ではありません。
また、歯がグラグラしたり、アゴがはずれたりすることもあ
るそうで、歯ぎしりを軽視していると大変なしっぺ返しをく
らうことになります。
ところで、歯ぎしりには三つの『型』があるそうです。歯を
擦りあわせるギシギシ型、食いしばるガリガリ型、そしてカ
チカチ型。
ギシギシ型は虫歯のつめものが合わないことが主な原因、ガ
リガリ型はストレス、カチカチ型はその二つの原因が重なっ
て発生するそうです。
それぞれの型をもった人が三人集まれば、歯ぎしりによる真
夜中の大演奏会ができそうですね。
しかし、歯ぎしりは歯の負担が大きいので気をつけてくださ
い。
喪失歯の急増期
65歳以降になると、歯を失うケースが増えてきます。
70歳代では、1人当たりの平均喪失歯数は約*11本となっています。
1本でも多くの自分の歯を残すようにすることが大切です。
8020は残っている歯が20本以上なければならないといった厳密なものではありません。
80歳で20本を達成できないとしてもそれですべてがダメというわけではありません。
たとえ歯の本数が減ったとしても、失った歯に入れ歯を入れ、
残った歯を大切にし、「お口のケア」を続けようという意識が大切です。
よく噛むことによりあごの骨や筋肉が動いて血液の循環がよくなり、
脳細胞の動きが活発になり、脳の老化を防ぎます。
高齢者の場合、「歯が抜けてよく噛めない」、「軟らかい食べ物ばかりを食べてしまう」
ということを繰り返すと、脳細胞への刺激が少なくなり、認知症につながります。
*厚生労働賞 平成23年「歯科疾患実態調査報告」より
入れ歯(義歯)と残っている歯のケア
部分入れ歯や総入れ歯に細菌が付着すると、歯ぐきに炎症を起こす原因にもなります。
また入れ歯に隣接した残っている歯は、汚れがたまりやすくむし歯になりやすいので、
ていねいにみがく必要があります。
セルフケアのポイント
◯部分入れ歯(局部義歯)
部分入れ歯は必ず外してから清掃します。
ばねの部分は、小さい歯ブラシでていねいに清掃します。
◯総入れ歯(総義歯)
総入れ歯もはずして、義歯洗浄剤などで清掃します。
義歯はやわらかいので、強くみがくと傷つくので注意しましょう。
また義歯に細菌がしみ込むと、入れ歯特有のニオイの原因になります。
義歯洗浄剤には除菌効果があり、ニオイの発生を防ぐ効果もあります。
歯の喪失期
40歳代以降は、歯周病などにより歯を失う人が増えてきます。
働き盛りで歯科医院へ行く時間もなく、手遅れになりがちです。
年に1~2回は、定期的に歯科健診を受けることが大切です。
歯根のむし歯に注意
年齢とともに歯ぐきが退縮し、歯根が出てくることがあります。
この部分はエナメル質よりもやわらかく、むし歯になりやすいので注意が必要です。
セルフケアのポイント
歯と歯の間、歯周ポケットに届くよう毛先を使い丁寧に磨いてください。
◯さし歯や詰め物のある歯
さし歯のつぎ足した部分をよく注意してみがきます。
詰め物のある歯は、その周りがむし歯になりやすいので、
毛先を当てて小刻みにみがくことが大切です。
◯歯間ブラシ
歯と歯の間にすき間ができるようになったら、歯間ブラシで清掃を。
挿入するときは、歯ぐきを傷つけないように注意してください。
ブラシを水平にして、ゆっくり前後に2~3回動かします。
◯歯の根が出ている部分の清掃
根の部分は歯垢がつきやすく、やわらかいのでむし歯になりがちです。
毛先をしっかり当て、小刻みに動かしながら磨きましょう。
◯デンタルフロス
歯ブラシの毛先が届かない歯間部の清掃につかいます。
フロスの両端を指に巻きつけ、歯と歯の間に歯面にそって挿入します。
そして歯の側面をこすりながら2〜3回上下します。
『憧れの塩歯磨き』
古代ローマ帝国の貴族たちは、つまようじで歯の掃除をして
いたと記録されています。また、バラを粉末にした歯みがき
や、鹿の角、ハツカネズミの頭骨からとれる灰、馬のひづめ
をつかった薬などで歯のケアをしていたようです。
このように、お口の衛生管理に関心が高かったのは、糖尿病
からくる歯周病に苦しんでいた貴族が多かったためです。お
そらく、運動不足のうえに、毎日贅沢な食事をしていたから
でしょう。
同じ貴族でも皇帝や皇后など皇室のトップクラスは塩を歯み
がき剤として使っていました。なにしろ、当時は塩一握り毛
皮一枚といわれたほど高価で貴重な物でした。初代ローマ帝
国皇帝オクタヴィアヌスの姉上が愛用していた塩歯みがき剤
の処方が今も残っているそうです。
古代ローマ人にとって、塩はみがきは憧れのデンタル・ケア
だったのでしょうね。
現代人も歯周病に悩まされていますね。歯周病は適切なデン
タル・ケアで改善していきます。また、予防もできます。
歯茎の腫れ、出血などありましたらご相談ください。
歯周病は進行してしまうと抜歯になってしまいます。早めの
受診をお勧め致します。